ポケットコンシェルジュに書き込まれた実際来店されたお客様の声です


評価(4段階)4

珍しい食材が多く楽しい。これらの珍しい食材全てがおいしいものではないと想像するが、それをおいしく仕上げるのが、一流料理人の大将の腕なのだとお察しする。 盛り付けは、この地方を体現しているかのような、素朴な美しさ。 いただいたのは13000円のコース。 振り返ってみると、いのししの焼き物以外のすべてのメニューに味わったことのない食材が含まれているし、いのししも食べたことないおいしさだった、というすごさ。 圧巻なのが、人の好みなどはさまざまな中、1人1人のとって最高のもの出したいという大将の情熱。 例えば、いのししの焼き物をいただいたときのこと。 大将、脂がおいしいのだが、女性は概して脂を嫌う傾向にある、こちらが一見の女性客でネット予約、どんな人かわからなかったので、相当悩んだ末脂は取り除いたとのこと。 1つ1つのメニューの出し方について、そんな感じでこちらの立場を考え相当悩んでくださったようす。感激。こちらからすれば、そんなに悩むなら電話をくださればいいのにと思ったが、ネットで予約する人は概して電話を嫌がるので、、とのこと。 1人1人オーダーメイドのコースなので事前に電話で打ち合わせたい旨に関してはHPを読んで把握していた。一方で、私はHPを見て、それぞれの知らない希少食材がどんな味なのか想像つかなかったし、食べたことない食材は何でも食べてみたい。これまでのレビューを拝見して、どのコースでも満足しそうと思ったので、特に電話せず、紀南ならではの食材、珍しい食材をいただきたいです、とのみコメントしていた。 一方で大将からすれば、珍しい食材といっても人によって何が珍しいと感じるかはさまざまだし、よくわからなかったとのこと。言われてみればたしかに。しかも例えば、このイノシシの焼き物ひとつひとつとっても、脂を付けたままがいいか取り除いた方がいいか、薄切りがいいか厚切りがいいか、味噌漬けの味付けは好みか別の味付けの方がいいか、そんなことまで電話してれば配慮してくださるそう。HPに書いてあったオーダーメイドは、それほどのレベル。 事前に電話を、とHPに書いてあった意味がよくわかった。まさかそこまで一人一人の客のことを思いやっている大将だったとは。。感嘆と、必要以上に大将を悩ませてしまった申し訳なさと、電話していればもっと好みに合った満足な食事になったのではという後悔と。。

上記はそのままコピーさせてもらいましたので白抜きになってしまいました。

わからない状態で初来店されて、こう感じられたそうです。実際お話しさせていただいた通り書かれておられますので参考にしてください。